プロフィール:佐々木彩奈(ささき・あやな)さん
高校卒業後、もっと広い世界、違うところを見てみたい!と勢いで上京。「ルームアドバイザー」というキーワードに惹かれ、不動産営業にたどり着く。不動産仲介営業を1年間担当した後、管理会社に転職し、2年間オーナー・顧客対応を行う。2019年冬、Kantに正社員として入社。現在はKantのオンライン賃貸仲介サービス「オンラインde不動産」にてお客様対応全般を手がける。得意エリアは高田馬場、目白、新大久保周辺。1997年生まれ、岩手県出身。
ー Kantのどんなところが気に入って入社したんですか?
佐々木:リモートワーク可能、かつ「正社員採用」をやってる会社に巡り合ったことがなかったので、そこにすごく魅力を感じたのが大きいですね。
ー 正社員はやっぱりこだわりたいポイントだった?
そうですね。絶対正社員じゃなきゃイヤ、というわけではないけれど、固定給が決まっているところは安心材料として大きかったです。
不動産業界だと、業務委託の営業ポジションは働き方も比較的自由なんですが、そのほとんどがフルコミッションで歩合制。
私は長く働きたかったので、正社員で応募できて嬉しかったです。
ー 入社してから気付いた「この会社の良いところ」は?
会社というよりもサービスに関することなのですが、オンラインでも、お客様の対応はしっかりできるんだな、というのが改めての発見でした。
あと、「在宅で仕事をする」となると、わからないことや相談したいことが出てきたときにすぐレスポンスがかえってくるかを少し心配していたんですが、全くの杞憂でしたね。社長も含め、チャットワークなどで質問や意見を送ると、すぐに、どんなに時間がかかってもその日のうちに必ずレスポンスがあります。
ー 佐々木さんが担当している「オンラインde不動産」は、昨年夏に立ち上がったばかりのサービス。実際にお客様のご対応をする中で、どんな反応がありますか?
「店舗に行く必要がないのがすごく助かる」という声が想像以上にたくさんあって嬉しいです。
お仕事がお忙しい方や、周辺環境に詳しかったりして、直接現地で待ち合わせして内見したい!という方には大変ご好評をいただいていると思います。
先日も、地方から転勤で東京にお引越しが決まっているお客様に、お部屋をご紹介しました。店舗型の賃貸仲介会社だと、営業フロー上、よほどのことがない限り「一度来店してください」とお願いせざるを得なくて。
お客様へのヒアリングや、より広範囲なお部屋のご提案が目的ですが、正直に言うとこれはオンラインでも問題なくできるんですよね。
来店していただかなくてもご要望に合うお部屋を提案でき、それを喜んでくださるお客様がたくさんいらっしゃることが、今は本当に楽しいです。
また、オンラインde不動産は24時まで営業しているんですが、日中お仕事をされている方はお仕事が終わった夜間にお部屋探しをします。
だからこそ、レスポンスが早くて助かるといった声も多く寄せられていて嬉しいです。最初にお問い合わせをいただいたお部屋が決まらなくても、お客様の方から物件を探して、後日「このお部屋が見たい」とご連絡をくださる方も増えています。
ー オンラインならではの苦労や悩みはある?
うーん。一長一短ですが、なかなか成約が決まらなくて、一人でもんもんと考え込んじゃうときは「出社したい!」「だれかと話したい!」という気分になることもありました(笑)。その反省を活かして、今はそういうときには他のメンバーやマネージャーと電話などで話すようにしています。
アドバイスをもらったり、対策を一緒に考えたりしてもらえるので、そういう意味では最近はあまり苦労は感じないですね。
お客様のご対応に関していうと、やはり店舗型での仲介と違って、お客様側の熱量や感情を読み取りにくい、という苦労はあります。
やはり、なんだかんだ言っても直接お会いすると表情などからいろいろなことがわかりますからね。来店型だと、頑張って仲良くなれば一気に距離を縮められる、という利点もあります。
でも、オンラインでもより丁寧な対応を心がけていくことで、お客様にとっても気持ちのいい接客ができ、私自身もスキルアップできている実感があります。
例えば、物件のご紹介のメールをお送りする時に、それまでは文章だけ送っていたものを、お客さん目線で提案やお写真を入れたり。
図面だけの資料を見せられても、初めての人や忙しい人は「あんまりよくわからないな……」で終わってしまいがちです。
そうした一つ一つの積み重ねや工夫でお客様から良い反応が返ってくると、たまらなく嬉しいですね。
ー 今の仕事のどんな部分にやりがいを感じますか?
まず、そもそも不動産の仕事が好きなんです。人と話をしたり、相談をしてもらえたり……一緒に内見に行ったときに内装などのお話をしたり、親身になってお客様とやりとりできる部分にすごくやりがいを感じます。
Kantならではのやりがいでいうと、先ほどお話ししたような、お客様から返信をもらうための工夫はすごくやりがいがあります。
お客様と同じ目線で考え、スピード感を持って改善しながら進んでいるのが楽しいですね。
ー 組織全体を見て、もっと改善したいことはある?
会社の知名度が低いところでしょうか……(笑)。仲介をやっていたときにはそこそこメジャーな会社にいて、広告やCMを見た人が店舗に足を運んでくれるケースが多かったんです。
これからだとは思いつつ、サービスとしてはすごく良いものを作っている自信があるので、Kantを知ってもらう機会を増やしていきたいですね。
ー 3年後にどんなキャリアを築いていたいですか?
まずは、Kantで、組織を他のメンバーと一緒に動かせる存在でありたいなと思います。今は自分のことで精一杯で、まだまだ組織全体に貢献できてないと思っています。
Kantをよりたくさんの方に知ってもらいたい。そこに携われる存在でいたいですね。
ー ありがとうございました!
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